「うちのマンションのエレベーター、そろそろ交換が必要?」
「まだ動いているし、大丈夫じゃない?」

そう思っている管理組合の皆さん、実はエレベーターの寿命を見誤ると大変なことになるかもしれません。

エレベーターはマンションにとってなくてはならないインフラですが、
一定の耐用年数を超えると故障が増える
部品供給がストップし、修理が困難に
万が一の事故が発生すると、管理組合の責任問題に発展することも!

さらに、札幌市のような寒冷地では冬場の凍結や気温差の影響を受けやすく、劣化が早まるリスクもあります。

今回は、エレベーターの適切な交換時期や、気になる交換費用、コストを抑える方法について詳しく解説します!


🔹 エレベーターの寿命はどれくらい?耐用年数の目安

1️⃣ 法定耐用年数は17年…でも本当に交換が必要?

エレベーターの法定耐用年数は17年(税制上の減価償却期間)とされています。
「えっ、そんなに短いの?」と思うかもしれませんが、これは会計上の基準であり、
実際の交換時期とは異なります。

一般的な交換目安は20~30年。
ただし、使用頻度やメンテナンス状況によって、交換時期は前後します。

💡 札幌市ならではの注意点
冬季の気温差による部品の劣化(ゴムパーツや電子基板が寒冷地特有の影響を受ける)
雪や氷による扉の動作不良(湿気の影響で故障が増える)

こうした要因により、寒冷地では一般的な寿命よりも早めの交換が必要になるケースもあります。


2️⃣ 交換しないとどうなる?リスクを解説!

エレベーターの寿命を超えても「まだ動いているから大丈夫」と思うかもしれませんが、
次のようなリスクが高まります。

部品供給が終了し、修理ができなくなる
→ 古いエレベーターはメーカーが部品の生産を終了し、修理不可能になるケースも。

突発的な故障で長期間エレベーターが使えなくなる
→ 特に高層マンションではエレベーターが止まると生活に大きな影響を与えます。

電気代がかさむ
→ 最新のエレベーターは省エネ性能が高く、電気代の削減につながるため、長く使うよりも交換したほうがコスト的に有利な場合も。

安全性の問題(事故リスク)
→ 経年劣化による不具合が発生しやすくなり、万が一の事故が発生すると、管理組合の責任問題になる可能性も。

安全で快適なマンション生活を維持するためにも、適切な時期にエレベーターの交換を検討することが重要です。


🔹 エレベーター交換にはどれくらい費用がかかる?

1️⃣ 交換費用の相場

エレベーターの交換費用は機種や階数によって異なりますが、
一般的なマンション(6~10階建て)で1基あたり1,500万~3,000万円程度が目安です。

💡 費用の目安(札幌市の場合)
低層マンション(~5階)1,000万~2,000万円
中層マンション(6~10階)1,500万~3,000万円
高層マンション(11階以上)3,000万~5,000万円

また、札幌市のような寒冷地では、耐寒仕様のエレベーターを導入することが推奨されるため、費用がやや高めになることもあります。


2️⃣ 負担を軽減する方法はある?

「こんなに高額な費用、どうやって捻出すれば…?」と不安に思うかもしれませんが、
以下の方法を活用すれば、負担を抑えることが可能です。

長期修繕計画にエレベーター交換を組み込み、計画的に積み立てる
リニューアル工事(部分交換)を検討する(費用を抑える)
複数の業者から相見積もりを取り、コストを比較する

特に、最近ではフル交換せずにリニューアル工事(部分的な更新)を行うことで、費用を1,000万円以下に抑える方法も増えています。


🔹 エレベーター交換を成功させるために、管理組合がすべきこと

エレベーター交換はマンション管理において大きな決断となるため、
管理組合が主体となって計画的に進めることが重要です。


✅ 1. 交換時期を見極める(点検・診断の実施)

メーカーや保守業者に相談し、劣化具合を確認
エレベーターの状態を専門家に診断してもらう
突発的な故障を避けるため、計画的な交換時期を決める


✅ 2. 交換費用の見積もりを取る(相見積もりが重要!)

複数のメーカー・業者から相見積もりを取る
最新の省エネ機能などを比較し、コストパフォーマンスを検討する


✅ 3. 住民の合意形成を進める

交換の必要性やメリットを分かりやすく説明
修繕積立金の状況を確認し、資金計画を立てる
総会での議決をスムーズに進めるため、事前に情報共有を徹底する


🔹 マンション管理士を活用し、スムーズなエレベーター交換を!

エレベーターの交換は専門知識が必要で、管理組合だけで進めるのは難しい部分もあります。
そんなときは、マンション管理士の活用がオススメ!

🔸 マンション管理士ができること

交換時期の適正診断(修繕計画の見直し)
業者との交渉・相見積もりのサポート
住民説明会の支援(合意形成をスムーズに)

「札幌市の寒冷地特有の事情を考慮したエレベーター管理」を進めるためにも、
専門家のアドバイスを活用し、適切なエレベーター交換を進めましょう!