マンション管理を考えるうえで、共用部分にかける保険は欠かせません。火災や自然災害だけでなく、思わぬ事故による賠償リスクもあるため、適切な補償内容を選ぶことが重要です。
特に近年、保険料の値上げが相次いでおり、「とりあえず加入しておけば安心」では済まなくなってきています。札幌市のマンションでは、屋上からの落雪による車両破損など、地域特有のリスクもあるため、慎重な保険選びが必要です。
そこで本記事では、マンション共用部分にかける保険の種類や補償内容、適切な選び方について詳しく解説します。
マンション共用部分にかける保険とは?
マンションには、専有部分(各住戸)と共用部分があります。共用部分には、エントランス、廊下、エレベーター、駐車場、屋上などが含まれますが、これらの設備や構造が被害を受けた場合に備えて、管理組合として保険をかけることが一般的です。
🔹 マンション共用部分の主な保険
✅ 火災保険(基本補償)
✅ 地震保険(特約)
✅ 施設賠償責任保険(特約)
✅ 個人賠償責任保険(特約)
それぞれの補償内容を詳しく見ていきましょう。
1. 火災保険(基本補償)
マンション共用部分の火災保険は、建物本体や設備の損害を補償する保険です。
🔹 火災保険で補償される主なリスク
✅ 火災・落雷・爆発(火事やガス爆発など)
✅ 風災・雪災・水災(台風・大雪・浸水被害など)
✅ 破損・汚損(外部からの衝突、設備の損壊など)
特に札幌市では、大雪や寒冷地特有の設備故障(凍結による配管破裂など)があるため、雪災や水災への補償が十分か確認が必要です。
2. 地震保険(特約)
火災保険では地震による損害は補償されないため、地震保険を特約で付けることが可能です。
🔹 地震保険の補償内容
✅ 地震による建物の倒壊・損壊
✅ 地震が原因の火災(延焼被害含む)
✅ 地震による津波や地盤沈下の被害
北海道は比較的地震が少ないと言われますが、2018年の北海道胆振東部地震では多くの建物が被害を受けました。マンション管理組合として、地震保険の加入を検討することも重要です。
3. 施設賠償責任保険(特約)
マンションの共用部分が原因で、第三者に損害を与えた場合の賠償責任を補償する保険です。
🔹 施設賠償責任保険の補償例
✅ 屋上からの落雪で駐車場の車を破損した
✅ 共用廊下の床が凍結し、住民が転倒してケガをした
✅ マンションの外壁が落下し、通行人にケガを負わせた
札幌市では、冬の落雪事故が頻発します。特に駐車場の車両破損は管理組合が責任を問われるケースがあり、施設賠償責任保険への加入は必須です。
4. 個人賠償責任保険(特約)
マンション内で発生した個人の賠償責任を補償する保険です。
🔹 個人賠償責任保険の補償例
✅ 住民が自転車で他人にケガをさせた
✅ ペットが他人を噛んでしまった
✅ 子供が共用部で遊んでいて設備を壊した
この保険は管理組合で一括加入する場合もありますが、各住戸で個別に加入することも可能です。
保険料は値上がり傾向!内容を精査しよう
近年、マンション共用部の保険料は全国的に値上がりしています。
🔹 値上げの主な理由
✅ 自然災害の増加(台風・大雨・地震など)
✅ 修繕費の高騰(資材費・人件費の上昇)
✅ 事故件数の増加(施設賠償リスクの上昇)
そのため、「以前と同じ内容で更新すればOK」と考えず、マンションの状況に合った補償内容を精査することが重要です。
✅ 本当に必要な補償だけを選んでいるか?
✅ 重複している補償はないか?
✅ 適正な保険金額に設定されているか?
適切な保険選びをすることで、無駄なコストを削減しながら、必要なリスクにしっかり備えることが可能です。
マンション管理士に相談して最適な保険選びを!
マンション共用部の保険は、多くの種類があり、管理組合だけで適切な判断をするのは難しいものです。
そこで、マンション管理士の活用をおすすめします。
🔹 マンション管理士ができること
✅ マンションの特性に合った保険内容の精査
✅ 不要な補償の見直しによるコスト削減
✅ 保険会社との交渉サポート
✅ 保険金請求のアドバイス
特に札幌市では、雪害リスクに対応した保険の選定が重要になります。
「本当に必要な補償が揃っているのか?」
「保険料を抑えながら、適切な補償を確保できるのか?」
こうした疑問を解決するためにも、マンション管理士のアドバイスを活用しましょう!
まとめ:マンションの保険は「内容を精査すること」が重要!
✅ マンション共用部には、火災保険+特約で補償を強化できる
✅ 札幌市では、落雪事故や凍害リスクに備える必要がある
✅ 近年、保険料が上昇しているため、契約内容の見直しが必須
✅ マンション管理士を活用し、適切な保険選びをサポートしてもらう
「なんとなく加入している保険、本当に最適?」と感じたら、一度、マンション管理士に相談してみましょう!