「また修繕積立金が上がるの?」
「最初は安かったのに、こんなに払わなきゃいけないの?」

マンションに住んでいると、修繕積立金の値上げという問題に直面することがあります。

しかし、実は「値上げされるのは当たり前」とも言えるのです。なぜなら、マンションの修繕積立金は、もともと適正な金額で設定されていない場合が多いからです。

特に札幌市のように、雪害や寒冷地特有の劣化が発生しやすい地域では、修繕費用がかさみやすく、積立金の見直しが避けられません。

本記事では、修繕積立金が値上げされる理由と、その対策について詳しく解説します。


なぜ修繕積立金は値上げされるのか?

1️⃣ 最初から安く設定されている場合が多い

新築マンションを購入した人の中には、「分譲時の修繕積立金が安かったのに、後で急に値上げされた!」と驚く人もいるでしょう。

これは、マンションを売るためにデベロッパー(開発業者)が修繕積立金を低く設定していることが原因です。

月額数百円の超低額で設定されるケースも!
適正な金額ではなく、「とりあえず低く見せる」ことが優先されていた
10年ほど経過すると、積立金不足が判明し、値上げに直面する

特に2000年代前半までは、このような低額設定が多く、築10~15年を迎えたマンションで急な値上げが発生するケースが増えています。

「分譲時の金額=適正な積立金」ではないことを理解しておくことが大切です。


2️⃣ 資材費の高騰で修繕費用が増えている

近年、建築資材の価格が大幅に上昇しています。

外壁補修に使う塗料やコンクリートの価格が上昇
鉄骨や配管などの材料費が高騰
円安や世界情勢の影響で、輸入資材のコストが増加

例えば、外壁の塗装工事に使われるシリコン系塗料は、5年前と比べて約1.5倍の価格になっていると言われています。

また、札幌市のマンションでは、寒冷地対策の特殊な資材が必要になることもあり、さらにコストが増す要因となっています。


3️⃣ 人件費の上昇も影響している

工事費用の中で大きな割合を占めるのが人件費です。

職人不足により、賃金が上昇
高齢化により、経験豊富な職人が減少
2024年問題(労働時間規制の強化)で、作業時間の短縮が求められる

特に札幌市では冬季の作業が制限されるため、工期が長くなり、工事費がさらに高くなる傾向にあります。

このように、修繕工事にかかるコスト全体が上昇しているため、修繕積立金の値上げは避けられない状況なのです。


札幌市のマンションでは値上げリスクがさらに高い!

札幌市のマンションは、雪や寒冷地特有の気候の影響を受けやすいため、他の地域よりも修繕の頻度が高くなります。

🔹 札幌市のマンションに多い修繕リスク

屋根や外壁の劣化が早い(積雪や凍害によるダメージ)
給排水管の凍結トラブルが発生しやすい
雪の重みで屋上防水が損傷しやすい

このような理由から、修繕積立金を適正に設定しておかないと、大規模修繕の際に資金不足に陥るリスクがあります。


修繕積立金の適正額はどう決める?

「うちのマンションの修繕積立金、適正なの?」と不安な方も多いでしょう。

国土交通省のガイドラインでは、修繕積立金の目安として、

1㎡あたり200~300円(年額2400~3600円)

としています。

例えば、専有面積70㎡のマンションなら、毎月14,000円~21,000円程度が適正とされています。

しかし、これはあくまで全国平均の目安。札幌市のマンションでは、寒冷地特有の修繕費用を考慮して、より高めに設定する必要がある場合もあります。


マンション管理士に相談し、適正な積立金を設定しよう!

「本当に今の修繕積立金で足りるのか?」
「将来的な値上げをどう計画すればいいのか?」

こうした疑問を解決するために、マンション管理士の活用をおすすめします!

🔹 マンション管理士に相談するメリット

現在の積立金が適正かどうか診断できる
将来の修繕費用を見据えた積立計画の提案が可能
値上げのタイミングや金額をシミュレーションできる
管理組合や住民へ分かりやすく説明し、合意形成をサポート

「急な値上げで住民の理解が得られない…」といったトラブルを避けるためにも、早めに専門家に相談し、計画的な積立を進めることが大切です。


まとめ:修繕積立金の値上げは避けられないが、適切な計画で負担を抑えよう!

分譲時に修繕積立金が安く設定されていることが多い
資材費や人件費の高騰により、修繕費用が増加している
札幌市のマンションは寒冷地特有のリスクがあり、適正な積立が必要
マンション管理士に相談し、将来の資金計画を立てることが重要!

「このままの積立金で大丈夫?」と感じたら、今すぐ専門家に相談!
マンションの資産価値を守るために、適切な修繕積立金の設定を進めていきましょう!