不動産価格が今後、どうなっていくのか一つの見解を示したニュースです。
(前略)中古マンションも値上がり 新築が「高すぎる」となれば、どうしても住居を買いたい人たちは中古マンションを選ぶことになるが、こちらも高騰が目立つ。東日本不動産流通機構の調べによれば、2023年度の中古マンションマーケットでは、平均成約価格は4700万円、前年比で8.2%の値上がり。コロナ前である2019年度比では35.1%も急騰している。
(中略)相続人の多くは50歳代から60歳代であることを考えれば、すでに自宅は構えていて親の残した戸建て住宅やマンションを引き継いで住む人は稀だろう。であれば相続人たちがとる行動は「売る」か「貸す」かとなる。こうした流れが本格化するのがこれから2030年にかけての時期になる。世田谷区内で驚くほど安い中古住宅やマンションが出現しても驚きはないだろう。同様に大田区、練馬区、杉並区などでも同様の動きが顕著になるだろう。
(中略)実はどうしても住宅が欲しい人たちにとって、もう少しの辛抱で手軽に家が買える時代がすぐそこまで来ているのである。焦ることはない。
文春オンライン https://news.yahoo.co.jp/articles/6223e5f5bee57f51ded44ae855736b6743a3b34d
もちろんこちらは一つの見解に過ぎず、未来のことは誰にも分かりません。重要なことは、マンションは私たち人間よりもずっと長生きであり、その将来を考える人々はまだまだ少ないということ。その上で、マンション管理士はマンションの終活も支援していく存在になっていくのではないかと思います。