老朽化したマンションの課題を解決すべく、いま区分所有法の見直しが行われています。https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001725437.pdf
【課題】①今後、老朽化したマンション(区分所有建物)が急増していく見込み、②高経年区分所有建物の増加と区分所有者の高齢化を背景に、相続等を契機として、区分所有建物の所有者不明化や区分所有者の非居住化が進行。
このことについて、区分所有建物の管理・再生の円滑化、被災建物の再生の円滑化に向けた区分所有法制の見直しは、喫緊の課題とされています。
【解決に向けて】様々な「新たな仕組み」が提唱されていますが、「建替え・建物敷地売却決議等の多数決要件の緩和」これに期待したいですね。今回の見直しでは、期待ほどの緩和にならなそうな状況ですが、解決に向けてさらなる議論を期待します。